山本工作所とは
[住所]
〒920-0802
石川県金沢市三池町432
[TEL]
076-251-1947
[FAX]
076-251-7521
[営業時間]
午前8時から午後8時
臨時午前0時まで連絡可
(仏壇部のみ)
[定休日]
仏壇部月曜日
建築部日曜日
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山本工作所とは
ご挨拶
ご挨拶になりますが、代表山本和志が思案しています試みが、少しでも形になればとHPを作成させていただきます。
山本工作所は、軽金物全般、建築物の補修増築など内外問わず鉄に関わる物に接してきました。近々においては、マンションなどの階段を、専門に作る工場として物作りをしてきました。
出来れば専門業として存続したいのですが、末端の環境でのリスク回避に迷走する立場であります。
国や、政治の変化なのか、リベラルな体制にみなさん期待されていると思いますが景気に左右されやすい物作りの場においては、企業努力をより求められる厳しい局面でもあります。
これから試みたい事のため少し幼いころの心象風景をご紹介します。小学校の時の話です。図工の科目で木製の塔を、作る授業がありました。参考になるのは、教科書に載っている写真のみです。
わくわくしながら、いろんなイメージでこうしたいあーしたいなど形が出来上がりまた壊しを繰り返します。授業では材料が支給されているはずですがそのうちそれでは足りず母親に図工で使う
角材がほしいからとお金をもらいそれで角材を朝学校へ行く途中に文具のお店にいって(8時前なのに開いていましたあのころは、)角材(10mm角くらい)を買いまた新しい発想もうまれ
計画が、形になっていきます。そのエネルギーは、学校の帰り道でも生きています。道沿いの増築物件の制作途中の大工さんの様子を、酷使していました。
小さい頃のたわいない出来事ですが夢中な姿は、はっきりと記憶に刻まれています。
アレンジという言葉があります。整理する。配列する。飾り付ける。という意味だそうですが、物作りにおいて色々な過程を通って行く中でその事は、だれが行うかを明快にしておかなければ
なりません。会社の大きさによらずこの事を中心にあるべき事だと思うのです。これほどまで幼いころの出来事が浮かべられるのは、モチベ-ションの継続にあります。
それは、参考資料以外は全てにおいてアレンジという場にまで個人1人に任されれているからにほかなりません。ある発想が生まれそれを、褐色なく一つずつ形にしていく事が物作りなはずなのです。
きっかけのラジオカセット
四六時中その事を考え勉強しソニーというメーカーを通して夢に見た物作りにはげみ、そのような人達から生まれた商品であるとしみじみ感じました。
本当に価値あるものに触れた時もちろん喜びは、気持ちも豊かになったかのように感じられます。その商品を通してSONYというメーカーの凄さを、感じオーディオは、
かけがいのない趣味となりました。
その時代というのは、まさに、高度成長期GNPが飛躍的に伸びている時です。どの分野においても努力と誠実さが伝わってきました。
なぜ長々とこのような事を書くのかと言いますともう我慢出来ないくらいへきへきする環境にあるからです。何が我慢ならないかと言えば日本の特異な合理主義というものです。
ここまで横並びに同じ製品が並ぶのは、とても不自然なことだと思いませんか。メーカー名をかくしてその社名をあてられますか? 携帯電話は、どうですか? 液晶テレビは、どうですか?
車はどうですか?車内の中でそのメーカー名かわかりますか。
物作りに子供のころわくわくしたのは、自分の中にある創造力にあったはずです。画一的で創造がわかなくなる感じになってしまったのはなぜでしょう?
どれもこれも1つの方向しかないように感じてしまうのです。これだけ沢山のメーカーが多くの製品を出しているにもかかわらずその様に感じてしまうのは、なぜでしょうか?
昔かつてのSONYは、幼い自分も感動させまた企業としても異質な所のない憧れの存在でした。失礼ですが現在のソニーには、かつての誇りが、少なくなってみえます。
現代においてもわくわくさせてくれるメーカーも、少なからずあります。
たとえば自動車業界でいえば、光岡自動車の様に既存のメーカーの車両をベースにボディーの変更や、内装をハンドメイドで充実させるなど趣味性を失わないメーカーだと思います。
又日本を撤退しましたがノキアという端末(携帯など)見ているだけでも楽しくなるメーカーです。もちろんアメリカのアップル社やグーグル社など企業の在り方などのお手本を見せられます。
一個人が、このような大企業の評価をしていてもしょうがないのかも知れませんがたとえば家の周り綺麗な樹木が、生い茂っていれば気持ちも癒されるように企業も環境の一部です。
ものつくりへの情熱
日頃から常に関わりおもつ白物家電、車やマイホームも殆どのものが大メーカーで作られています。
私達が暮らす事のため避ける事の出来ないこれも環境と言えないでしょうか?
現在日本のメーカーの努力に反して少しずつ物つくりに対してかつての情熱をなくしかけているように感じてしまうのは、自分だけでしょうか?
私達が暮らす事のため避ける事の出来ないこれも環境と言えないでしょうか?
そのどのメーカーを見ても一途な思いや情熱がかつてはあったねと懐かしむ事が、多くあります。とはいっても中国の人は、ワザワザ日本の電子ジャーを買っていくし砂漠の砂煙の中走っている
車は日本のメーカーです。しかしそれは、かつての日本人の方々による努力の青写真や蓄積を写しなおしでしか過ぎないのではないでしょうか。
音楽でいえば自ら作った曲を何千回も繰り返し歌いつずけていますそれは、何度もアレンジされ表現を変え完成度がましていきます。それはアーティスト本人が、持っているこだわりです。
それは、制作されたものにかかわりあったチームにも生まれる事でもあります。そのエネルギーの継続があれば、自然と人間の持っている五感にもとずいて、真理をついてくるものですね。
単なる移しなおし焼き直しではありません。魂の無いモチベイションの力の無い焼き直しの製品では、ユーザーもちょうざめです。
あれ?こんなに車ってこんなに面白くないものだったけと感じたり自分は、メカニック物が好きでしょうがない人間ですがカメラもオーディオも全く興味がいかなくなりました。
あの子供に変えるようなどきどきときめく物がないのです。この国は、何か得体のしれない病気にでもかかっているかのようです。アメリカのアップル社の商品などにはときめきますし
楽しい色々未来がある事を、感じさせてくれます。
戦前戦中戦後とかけぬけたかつて質素な食事できつい労働をしてきた人たちは、生活が不安定になるような組織も機能も次世代に引き継がないよう願ったのかもしれません。
又、必死に日本人の技術を上げて来た物作りの人は、どのように今の世界を感じているでしょう。
定年を迎えた優秀な技術者はいくばくもなくまた働きたくて第三国にいって現知の方に教育者として活躍しているといいます。
日中雲ひとつない青空であった時3時間後に確実に豪雨暴風になると警報が出たとしてもまったく実感が持てないしイメージも湧かないものです。そして暴風が、目の前で吹き荒れて
初めてそのことを、実感します。日本のメーカーは、コストをおさえ一律の質の高い物を安定して供給するため決死の努力をしたのだと思います。しかしその後遺症として、一般的な生活用品の世界
では個性の無い横並びの製品が、市場に氾濫したのかもしれんません。でもこのままでは次に来る嵐の中では生存者がいったいどれだけ残るのかうすら寒い感覚になります。
なんとなく倦怠ムードが漂う内的心象を、書かせて頂きました。
既存の仕組みや商品に嫌気をさしている人たちはそのままで居るでしょうか? わざわざバスタブを木製の檜で個人が作ってくれる所をグーグル検索して職人やお店を探し自ら細かいこだわりを
伝えていくなどこだわりの市場も開かれてきています。
かつて山水のアンプの設計者の1人(平野さん)は、ネットでイシノラボを開きマニアに好評です。当時山水でのアンプ作りのエピソードもアップされており感動です。
http://www.ishinolab.com/modules/doc_serial/audio_history_japan/serial001_025.html
農家から直送での販売はネットのメイン市場です。こだわり食材満載では関連市場も生み出しています。そのどの分野も営業者当人の思い入れが、直接ユーザーに関わっていきます。
こんなにおもしろい場に自分も参戦出来たらと思いは、高まるばかりでした。こういうものがあればいいのにというものは、いずれ叶います。
昔は、出来なかったものでも技術の発達で可能のなっていくことも沢山あります。
ある日ネットサーフィンを繰り返している時に特許で金箔の汚れを取り仏壇や仏像を綺麗にする事が出来るとされているサイトを見ました。
技術的なベースは、ダスキンでの研究開発部門での高いテクノロージーがあり脱サラし立ち上げたとありました。まだまだ加盟店を募集されているそうなので顔を出してみる事にしました。
実際のクリーニングの様子もすぐみせていただきその汚れの取れ方にびっくりしました。あっという間に金の表面は綺麗になりその時間の早さに驚きました。
ただ講習の段階で、現実仏壇をトータルで綺麗にするとなるとさまざまな工程をくぐらないと難しい面がありまた、加盟店の心持ちで努力をすれば沢山の方々に低料金で喜ばれる場に出来ると
感じました。現在売られているほとんどのメーカー製の仏壇は汚れに対してもある意味巧妙に作られておりコーテング技術で傷みも殆どでません。
しかし全て手作業で作られる仏壇や随所に金箔をはったものは、その雰囲気に圧倒されますが傷みや経年変化にはコーテング剤など表面にされておらず弱いようにみえます。
(金の輝きのこだわりがあるためや、ある程度煤払いや、完全洗いを定期的に行う想定がされて作られるため)北陸は幸いにして素晴らしい仏壇がたくさんそれぞれの家にあります。
その先祖からうけつがれている仏壇が経年変化でくすみせっかくの価値がいかされずあるのはもったいないです。
最後に
特殊な分野でありますが素晴らしい技術で開発されたものをここ金沢でも沢山の方に知って頂く事が出来ると思いです。
その道の達人の方々の温かいご指導や、支援をえて豊かな場にしていきたいです。
又、建築部門におきましてもよりきめ細かいユーザーとのかかわりが持てるような、仕組み作りを行っていきます。
どのようなご不満にも対応できるようにこころがけていきますのでなんでも申しつけ下さい。
既存の鉄骨建築物や階段はもちろんのこと、1枚でもガタつきがある溝蓋の修理や色塗り、錆びたり傷んだ鉄の物は、何でも修復いたします。
錆びたガレージの修復デザインの変更や、色の変更も行います。最近は、金沢美術大学の先生や、生徒さんの作品の台なども作らしてもらう機会がありまして自分でもガーデニングなど
鉄のオブジェや飾りつけなどにも挑戦してみたいですしモダンなガレージ耐震性にも考慮しながら美観の損ねない形の物の発案もしています。
特殊な金箔クリーニングや鉄のビンテージカスタム制作を通じて皆様のご要望にお答え出来たらと切願しております。